無事稲刈りが終わりました

予定通り稲刈りが終了しました。
お天気も良く、順調に作業も進みました。

これから乾燥・玄米調整・農協での品質検査・精米等を経て
美寿々酒造での仕込みになるわけです。

刈り取り作業は、以前は自己所有のコンバインでやっていましたが
だいぶ古くなって来たことで作業効率も悪く、
丸々一日かかってやっと終わる状態だったこともあり
ここ何年かは
地元の方にお願いしてやってもらってます。

大型のコンバインでおおよそ2時間、
約4ヶ月ずっと手をかけてきた美山錦が
あっという間に刈り取られていくわけで・・・・
なんだかあっけない感じですが
刈り取る様子を眺めていると
今年も無事に育ってくれて良かったなと
「ほっ」とするのが実感です。
田圃の広さは約30アール、
通常で10アール当たり600kg前後の収穫になります。
(籾・もみの状態で。)

長野県内で美山錦の産地ではもっと多くの収穫があるんですが
気候や標高の違いもあって
なかなか産地ほどの収穫になりません。

昨年は見た目は良かったんですが
乾燥して玄米にしてみると
思ったよりも収量が少なくてがっかりしたことを思い出します。
猛暑の影響で生育不良だったわけですが
水温の管理が甘かったのかなぁという反省もありました。
昨日の刈り取りの時点では・・・
穂のつき具合もいい感じ
病気の気配もまったくなし
ざっと見た感じと籾を手に取った感じでは
決して悪い出来では無さそうでした。
むしろなかなか良いんじゃない?
なんて思ったりもしたわけですが、
昨年みたいなこともありますので
あまり過剰な期待は禁物ですね。
今年もかなり暑い日が続きましたので
水量や水温等は注意したつもりですが
さてさて
どんな出来栄えかしばらくは
やきもきした日々になりそうです。

周りの田圃もこれから稲刈りが始まります。

緑一色だった景色も
これから一気に秋色に変わっていきます。

「冷おろし」「秋上がり」
日本酒にまつわる季語ですが
一杯飲む楽しみが広がる時期になりますね。

季節の商品も徐々に紹介していきたいと思います。