北信越中学校総合競技大会2

迎えた8月7日
いよいよ試合当日です。

前日の稽古と開会式で
会場の雰囲気や様子が分かっているため
皆落ち着いた感じで会場入り。

剣2号まずは個人戦

県大会の成績が組み合わせに反映されるので
ビリ抜け(笑)の剣2号
1回戦の相手は新潟県チャンピオン
もちろん強豪です。

以前は
試合前にものすごい緊張していた剣2号
特に個人戦の緒戦となるとガチガチで
なかなか思うように戦えないのが常でしたが
県大会あたりから
落ち着いて試合に入れるようになって来ました。

今回も適度な緊張感はあれど
びびってる様子も無く
顔つきもしっかりしている
OK
頑張って来い。

試合開始

初太刀  自分から
出だしは悪くない
気も入って声も良く出てる
相手の攻めもしっかり凌いで
自分の攻めも出来ている
う~ん  素敵な攻防だ。

3分間はあっという間に過ぎ
延長戦に突入
途中で竹刀を落として反則を取られるも
動じた様子も無く攻防は続きます。

お互いおしいトコはあっても
なかなか決まらないという
緊張感の詰まったイイ試合
応援のこっちも
ああっ  ううっ
思わず声が出てしまう(笑)。

延長開始から約10分
夏場は選手の健康管理や熱中症対策のため
給水措置がとられるので
試合は一時中断。

数分後

試合再開。

仕切りなおしのあとは
試合のリズムが変わったりするので
注意しなければいけないのですが
落ち着いている様子。

しかし   それから間もなく

スッと間合いが詰まった瞬間

うあああっ・・・

応じる間もなく
キレイに決まられてしまいました。

いやあ残念
しかし
チャンスで決め切れなかった自分
ワンチャンスで決めきった相手選手
それこそが実力の差なんでしょう。

惜しくても負けは負け
素直に認めるしか無いですね。

とはいえ
親父からみても
内容は良かったぞ。

負け試合のあとはモヤモヤ感が
残ることが多いけど
「らしさ」  はしっかり出せたから
恥ずべきはないよ
ナイスファイトだった
お疲れさん。

他の長野県勢
ほとんどの選手が
1回戦と2回戦で   という中
若穂中のO久保君が見事3位入賞。

ファイト感のある試合はいつも参考になります
おめでとうございました。

そして迎えた団体戦

4校リーグで上位2校が
決勝トーナメント進出
どのリーグも厳しい組み合わせですが
我が丘中のリーグも楽じゃない。

これという勝ちパターンが無い分
試合スタイルとしては
とにかく粘り強く戦うだけです。

一試合目

先鋒 次鋒 ともに引き分け
出足は悪くない
しかし中堅で二本負け
副将必死で追い込むも引き分け
剣2号  二本勝ちしなければ
追いつかない状況。

スコア的に余裕のある相手大将は
無理をする必要が無いので
剣2号攻め立てるも
落ち着いて捌かれ  引き分け。

・・・・・うーん・・

いや  まだまだ  次頑張ろうぜ。

二試合目

先鋒から副将まで
両者一本も取れず   全員引き分け。

やっべえなあ~(苦笑)
どえらい緊張させる状況じゃん。

頼むぞ  剣2号

今日の調子は悪くない
むしろ最近の中では良く仕上がってる方だ。
個人戦の負けも
さっきの引き分けも
良さは出てる
何とかしてくれ。

大将戦も中盤を過ぎた時間
鍔競り合いに入るかと思いきや

引き小手っ!

よおっしイイイイイイイ
残り時間もしっかり攻防して一本勝ち。

繋がった繋がった

この時点では
我々のリーグは混戦模様なので
勝てばもちろん
引き分けでも予選突破の可能性あり。
大一番 大事な試合だ。

三試合目

相手は富山県チャンピオン
ここは強い
はっきり言って強い
個人戦でも3人が北信越に出場し
過去の実績も抜群。

でもあきらめないぞ
チャンスある限りあきらめんな
頼むぜ 息子達!

先鋒  面 一本負け
次鋒  面 一本負け
・・・後がない

中堅  胴 一本負け
・・・あううっ・・・万事休すか

勝負は決まっても試合は終わってない
副将  引き分け

さあ剣2号
お互い守る必要の無い大将戦だ
ガチでやったれ

おお~
ガチャガチャだ(笑)
これは面白い面白い
ずっと見てたいトコで
しかし時間切れ  残念。

終わってみれば
3勝が1チーム
1勝2敗が3チームの混戦となり
本数差で予選リーグ4位の結果。

3試合で勝者一人・取得本数一本は
男女通じて予選リーグ全チーム最少なので
数字は残酷に物語ります。

そして長野県勢は
男女ともに決勝トーナメントに進めず
ちょっと残念な結果となりました。

あそこで取られなければ
あそこで負けなければ
あそこで一本にしておけば
あそこで勝っていれば

振り返れば
そんな想いや後悔が出てくるものですが
試合の最中はお互い必死でやっていること
「たられば」は通用しません。

むしろ
力を出し切ってくれば
結果は素直に受け止めることが出来
振り返って後悔することも無いと思いますが
それがなかなか
難しいんでしょうねえ。

というわけで
予選リーグが終わった選手達
応援団の席に戻ってきました。
整列して報告とお礼の言葉。

悔しい顔
残念な顔
終わったばかりだ無理も無い。

だけど

手を抜いたわけでも
気を抜いたわけでも
あきらめていたわけでもないだろ?
一生懸命闘ったことは
応援してた皆が知ってる

だから

下を向くことは無い

胸を張っていいんだ

「応援ありがとうございました」

応援団皆で拍手

「 こちらこそいい夢見させてもらってありがとう  お疲れ様 」

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